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Apacheをパスフレーズなしで起動

少し遅くなったが、メモを書いておく。

2009/04/23
早朝、お客様用に契約しているレンタルサーバの深夜メンテナンス作業があった。
OSのシャットダウンまで行う作業で、完全にレンタルサーバーのサービスが停止する。
停止予定時間帯は90分、停止時間は60分と連絡が入っていたが、実際の停止時間は40分程度だった。

ポート監視サービスを使っているので、異常を検知すると電子メールで連絡が入る。
ssh,dns,pop,smtp,http,httpsを監視している。

作業が始まると携帯メールにポートの応答がない旨、設定しているポート毎に通知が入り始めた。
40分が経過すると、順次復旧した旨の通知が入る。OSの自動起動は問題なさそうだ。

ただ、http/httpsだけ復旧してこない。
ブラウザでhttp(s)://サーバー名/を開いてもページは表示されない。

どうしたことかと思いレンタルサーバーの管理画面で見てみた。
Listenポートにhttp/httpsが入っていない。どうもApacheサーバーが起動していない。

とりあえず、sshでログインして確認してみよう。
まずは、自動起動するようになっているかコマンドで確認してみた。

# chkconfig –list
httpdとあったので、apacheの自動起動には問題ない。

どうやら、自動起動後に失敗しているようなので、手動起動してみた。
# /etc/rc.d/apache start

(途中略)

Enter pass phrase:

パスフレーズを入力するよう対話プロンプトが表示される。
そういえば、昨年、SSLキーの更新をした時に、今回と同様に確認があったことを思い出した。
そんなことは、すっかり忘れていた。

どうやら、前回apacheを起動してから停止するのは今回が初めてだったようだ。

現在の設定だと、自動起動した時に、必ずパスフレーズを要求される。
サーバーの再起動の頻度は極めて低く、おそらく、多くても1年に1回くらいか?
たまに作業するのもよいので、とりあえず、現在のところはそのまま運用しよう。

毎日だったらさすがにパスフレーズなしにすると思うが・・・

今後どうするかわからないので、パスフレーズなしで起動する方法をGoogleで検索してみた。
いろいろあるようだ。

[参考]