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氷が融ける様子を観測したい
氷は温度の高い状態に置いていると融けます。みなさんにとっては当たり前ですよね。
でも、凍っている状態から完全に液体になるまでをじっくり見たことがある人は少ないと思います。
(小さい氷のかけらが融ける様子を見たことあるよ、という方はいらっしゃるかもしれませんね)
定点観測の1例として、500mlの牛乳パックに水を入れて作った氷が融ける様子を撮影してみました。
WebカメラにはLogicoolのQcam Pro 9000を使ってキャプチャーしました。
時刻と気温を記録したかったので、撮影時に電波時計の液晶表示も写しています。
キャプチャータイミングは毎秒1フレームです。
撮影時間:2008.08.30 16:30.44-21:20.44(4時間50分,17400フレーム)
撮影したファイルそのものを動画化すると再生時間が最短でも10分くらいかかってしまうので、
10秒毎に1フレームを抽出し、30フレーム/秒で動画化しています。つまり、300倍速の再生速度です。
該当フレームのファイルのみを抽出するphpスクリプトを書いて実行しました。もし、ご要望があれば公開します。
Windows版は作れないことはないのですが、少々面倒ですので、今のところ手をつけていません。
もしご要望ありましたら、お知らせください。
あるいは、フリーソフトでそういったことができるソフトをご存知の方がいらっしゃったら、お知らせください。
動画化は、
アニメーション作成ページ
と同様にNOVOさんが作成された「JPG2AVI」Version 4.40を利用しました。
NOVOさんのWebページ
素晴らしいソフトを公開してくださって感謝です。
画像をクリックすると動画が再生されます。
再生されない場合は、WMVファイルを保存して動画再生ソフト(Media Playerなど)でご覧ください。
「氷が融け500mlの水となる」58秒
WMVファイル(9.2MB)をダウンロード
(おまけ)
撮影した静止画像を並び替えて逆順にして動画を作成してみました。
融けた氷(水)が氷に戻っていく様子をお楽しみください。
「融けた500mlの水が氷に戻る」58秒
WMVファイル(9.2MB)をダウンロード
ちなみに、今回の写真を撮影した風景はこんなです。
作業机の上に洗面器、氷、Webカメラ、時計を置いて撮影しました。
普通の場所で撮影している感じが伝われば幸いです。
反省点
氷が移動することを考慮していなかった
撮影開始時は洗面器中央に直立していたのですが、融け始めてから画面下側に移動してしまいました。
氷を移動させてしまうと、折角の撮影にどういった影響が及ぶかからないので、Webカメラのフォーカス(焦点)調整だけしました。
次回は安定点を見つけて、最初から設置するようにします。
撮影開始時刻が遅かった
16:00過ぎてから撮影を開始したため、途中で暗くなってしまいました。窓がない室内で照明を当てて撮影すればキレイに撮影はできるのですが、 普通の環境で撮影できることをお見せしたかったので、普通の部屋で撮影しています。
3時間くらいで完全に融けるかな思い、ぶっつけ本番で始めましたが、結局5時間かかってしまいました。
次回は、もう少しゆとりをもって早めに開始したいですね。
撮影点が1箇所だけだった
氷に対して、右側面の方向から見ると「白い部分」と「透明な部分」の境界があり、少し違った様子を見ることができました。
今回は、手持ちのWebカメラがすべて出払っていたため、1方向からしか撮影できませんでしたが、チャンスがあれば複数方向からの同時撮影もしてみたいですね。
注意点
洗面器の外側に水滴が付くので、濡れてはいけないものを周辺に近づけてはいけません。
(2008.08.30)
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