写真で絵画(α版)

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写真で絵画(α版) Version 0.04
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ダウンロードしたセットアッププログラムを実行するとインストールが始まります。
プログラムの起動ディレクトリに設定ファイル(pic_art.ini)を保存します。
Windows Vistaの方は設定ファイルを保存するために、管理者モードで実行してください。

α版申し込みフォームからご連絡いただき、本ページのアドレスをお知らせした方には、新しいバージョンを掲載しましたらメールでお知らせいたします。
お知らせが不要な方は、メールに記載の方法で通知メールを停止できます。

操作画面

【基本的な使い方】
まず最初に何十枚かの写真ファイル絵画の画像ファイルをご用意ください。
次に、(1)から(14)まで順番に操作してみてください。最初は標準設定で結構です。
その後、設定を変えてご自由にお試しください。

色割り当てに興味のある方は、よろしければブログをご覧ください。

クリックすると原寸表示

(1)ディレクトリ選択
写真をおいているディレクトリを選択してください。ディレクトリにあるファイルを対象に作業を行います。なお、サブディレクトリにある写真ファイルも 利用したい場合は、「サブディレクトリのファイルも読み込む」のチェックを入れてください。標準ではチェックが入っています。
対象となる写真ファイルの拡張子はjpgのみです。

(2)ファイル数確認
ディレクトリを調べて写真ファイルの数を報告します。例では、画面左側の中央「555/1726」と表示されている部分にファイル数を表示します。

(3)フォルダ内の写真ファイルから近似色/サムネイルキャッシュを生成
写真ファイルから前準備として、近似色とサムネイルを作成しファイルに保存します。
2回目以降は作業結果をファイルから読み込みますので、高速です。
写真ファイルのあるディレクトリの下に「キャッシュディレクトリ名」でディレクトリを作成します。(標準はthumb_cache)
 近似色:「写真名」+「_サムネイルピクセルサイズ.rgb」
 サムネイル:「写真名」+「_サムネイルピクセルサイズ.png」

近似色をサムネイルから求めず、原画から直接求める場合のファイル名は次のとおりです。
近似色:「写真名」+「.rgb」
読み込める写真枚数は最大19200枚です。最大枚数を読み込みたい場合は、「写真の近似色」の大きさを幅・高さとも2ピクセルにしてください。

(4)写真原画
近似色とサムネイルを初めて生成するときに作業中の写真を表示します。
原画を表示すると案外時間がかかるため、近似色/サムネイルの作業ファイルを作成した2回目以降は表示しません。
(*)2回目以降も表示したい場合は、「近似色/サムネイルキャッシュがある時も写真原画を表示」にチェックを入れてください。

(5)写真パレット
近似色とサムネイルを生成もしくは読み込んだ時に作業中の写真の近似色を表示します。
(*)「写真の近似色」の大きさは、2~160ピクセルの範囲で、右側にある「写真の近似色」のところで幅を設定できます。

(6)絵画を選択
写真で作成したい絵画の画像ファイルを選択します。
絵画の画像は、後で縮小できますので大きなものでも結構です。
原画が大きい場合は、「表示」をクリックした後、画面左下の「サムネイル生成」をクリックしてください。縦・横いずれか幅の広い方を指定したサイズにして縮小されます。
縮小したサイズの縦・横・色数を知りたい時は「色数」をクリックすると、ダイアログ表示されます。
画像が大きいと表示されるまでに少し時間がかかります。

(7)絵画を表示
指定した絵画の画像を表示します。

(8)写真を展開する
チェックを入れると、写真のサムネイル画像を使って絵画を生成します。所要時間は、写真の枚数、サムネイルの大きさなどに依存しますが、5~10分程度です。
「割当済み近似色とお許容範囲」の数値を大きくすると、利用する写真の種類を増やすことができます。 数値が大きいとノイズだらけの画像になります。絵画と写真によりますが10程度にとどめるのがよいと思います。 数値を0にすると、近似色がもっとも絵画の色に近い写真のみを選択して作成します。
チェックを外すと、(10)の確認画面の表示のみなります。もっともきれいな場合の近似色の確認ができます。

(9)作成した画像を分割して出力する
絵画の大きさ、サムネイルサイズが大きい時は、プログラムの制限で大きな画像を作成することができません。
そういった場合には、最終的に生成する画像を分割して出力できます。
分割した画像の縦および横方向について何枚の写真を入れるかを指定してください。
分割出力した写真はファイル名の末尾に0から始まる数値が連番で付加されます。
作業中にファイルを保存しますので、(10)のボタンをクリックした後に、ファイル名を入力するダイアログが表示されますので、保存場所を選択し、ファイル名を入力してください。 を指定できます。

(10)写真で絵画を生成
写真で絵画を生成します。作成中は(10)の画面に近似色の画像を展開します。 (8)のチェックが入っている時は、写真のサムネイルを出力した大きな絵画のデータも生成します(これは画面には表示しません)。 分割せず1枚の画像とする場合は、8700x12660ドットまで生成できることを確認していますが、大きな画像になる場合は分割することを おすすめします。分割した画像を印刷してつなぎあわせることで、A3/A4サイズでも手軽に大きな画像も扱えます。

(実例1)A3用紙に出力したモナリザ上部を机の上に置いています(全体の1/3)
クリックすると拡大表示
(実例2)A3用紙に出力したモナリザ全体を書庫の扉に貼り付けています
クリックすると拡大表示
(作成条件) 原画像は100x147ピクセル、サムネイルは160x160ピクセル、出力1枚あたり3200x4480ピクセル
印刷物は横5枚×縦6枚の合計30枚になります。

(11)写真で絵画(近似色表示)
生成中の絵画の画像を表示します。表示される色は、絵画の色に最も近い写真の近似色です。実際に生成されるサムネイル画像の近似色とは異なることがあります。

(12)近似色表示の画像を保存
絵画の色に最も近い写真の近時色で作成した絵画の画像を保存します。大きさは絵画の画像データと同じです。保存形式はビットマップ形式のみです。

(13)写真を展開した画像を保存
写真のサムネイルから作成した絵画の画像を保存します。大きさは絵画の画像データの縦横のピクセル数にサムネイルのサイズを掛けたものです。保存形式はビットマップ形式のみです。 「作成した画像を分割して出力する」にチェックを入れた場合は、一番最後の画像のみを保存できます。

(14)設定保存
フォルダや絵画ファイル名の設定値を保存できます。次回アプリケーション起動時に保存した設定を自動的に読み出します。

(15)終了
写真で絵画を終了します。
写真サムネイルを展開した画像を保存していない場合は、誤って終了ボタンがクリックされた場合があるため、確認ダイアログを表示します。
分割出力している場合は、ファイルは保存されていますので、確認ダイアログは表示されません。
また、データ作成中に「終了」をクリックした場合も確認ダイアログを表示します。

α版ご利用にあたってお願い


ご利用いただき、機能追加のご要望、改善などお気軽にご意見をお知らせください。
今後のバージョンアップの参考にさせていただきます。

システムがフリーズする、プログラムが途中で終了する、といった不具合が生じた場合は、お手数とは存じますが、 どういった操作で発生したのかお知らせください。
原因をつかみ次第修正したいと思います。

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