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v0.03 r011掲載しました

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——————————————————————– 今回の大きな追加・変更は3つです。 (1)メール通知にモザイク処理/モノクロ処理を追加 (2)評価版もメール通知を利用可 (3)監視領域の場所、大きさをマウスで指定可 バージョンアップの詳しい内容は以下のとおりです。 ——————————————————————– [機能強化] (1)監視領域をマウス操作で設定 監視領域の位置、大きさ、監視精度を指定できるようにしました。領域の 左上の座標(x,y)、領域の幅、高さは、キャプチャー画像のサイズに対する パーセント(%)で指定します。最小単位は0.01%です。 領域の大きさ、位置は、モニター画面でマウス操作で設定できます。 (「モニタON」>「動き検出1」タブ>監視条件において「領域表示ON」) [従来の既定値との互換性情報] —————-+——-+——-+——-+ 画像の大きさ |960×720|800×600|640×480| —————-+——-+——-+——-+ 明るさ変化の閾値| 100 | 100 | 100 | 監視領域の精度 | 15% | 21% | 33% | 動き検出前の閾値| 0.02% | 0.02% | 0.02% | 動き検出後の閾値| 0.01% | 0.01% | 0.01% | —————-+——-+——-+——-+ (できれば、精度は左から20%,30%,40%以上を推奨) また、明るさ変化の閾値設定は慣れないとわかりにくいと思います。よく わからない時は、とりあえず「標準値」をクリックしてください。 [参考] これまでの方法は、縦方向、横方向において線の本数を指定していました。 キャプチャーサイズが変更になった時に変更する必要がありました。 既定値は縦100本、横100本で、検査ピクセル数は100×100=1万ピクセルでした。 上記の互換性情報でのピクセル数は従来の10倍(10万ピクセル)にしています。 ——————————————————————– (2)複数の監視領域設定 矩形の監視領域を複数個設定できるようにしました。 領域毎に明るさの感度、閾値を設定できます。 設定した領域のどこか1つでも閾値を越えたら動きを検出します。 設定できる領域の個数は、以下のとおりです。 評価版: 2箇所 製品版: 10箇所 ——————————————————————– (3)モニター画面 「入力画像(生データ)」と、「キャプチャー画像」または「メール連携画像」 をモニター画面できるようにしました。 「キャプチャー画像」または「メール連携画像」はクリップボードに転送で きるようにしました。モニター画面の「転送」ボタンをクリックします。 ——————————————————————– (4)ログ表示 従来設定画面の下部に表示していましたが、見やすくするため、タブシート として独立させました。ログのクリア、クリップボードへの転送もできます。 ——————————————————————– (5)モザイク処理 メール連携時の画像にリアルタイムにモザイク処理できるようにしました。 縦横のブロックサイズ(1~500ピクセル)を指定できます。 ——————————————————————– (6)モノクロ処理 メール連携時の画像にリアルタイムにモノクロ処理できるようにしました。 高品位、通常、赤・緑・青の5種類を選択できます。 処理時間の長さは、「高品位 > 通常 > 赤・緑・青」の順番です。 ——————————————————————– [仕様変更] ——————————————————————– (1)評価版もメール通知を利用可 評価版もメール通知機能を利用できるようにしました。個数の制限はありま すが、すべての機能が利用できます。 同報できるメールアドレスの個数は以下のとおりです。 評価版: 1個 製品版: 3個 ——————————————————————– (2)バッファリングフレーム数の変更 キャプチャー動作が速くなったことで、新たな問題が出てきました。 それは、一時的に保存している画像の枚数が多くなることです。これまでは、 固定枚数を保持していましたが、CPU速度、メモリ容量によっては十分な性能 を引き出せないことも考えられます。 自動割り当ても検討しましたが、利用者が自由に設定できる方がよいと考え、 設定変更ができるようにしました。不用意に変更できないよう、「詳細設定」 ボタンをクリックしないと設定が出てこないようにしています。 保存枚数の既定値は5枚で、最大1000枚まで設定できます。 (*)枚数を多くすると、メモリーが不足した時点でソフトが異常終了します。 この異常には対処していませんので、実験的な機能としてお使いください。 余談ですが、枚数を多くして「カメラ」をONにしキャプチャーを開始すると、 タスクマネージャのメモリ利用量がどんどん増えていく様子がわかります。 ——————————————————————– (3)画像合成の順番を変更 指定画像ファイルとの合成が指定されている時、入力画像を回転・反転させ た画像に合成するようにしました。モニター画面に映った画像に、合成され、 指定画像ファイルの向きが変わらず、見たままのイメージが得られます。 (*)これまでは、Webカメラの入力画像に指定画像ファイルを合成した後に回 転・反転させていました。指定画像ファイルが回転・反転するため、イメー ジどおりの画像が得られないという問題がありました。 ——————————————————————– (4)手動・定期・外部コマンドによるキャプチャー画像の取得 これまではキャプチャー指示があった時にキャプチャーデバイスから画像を 取得していましたが、常時キャプチャーが行われていますので、コマンドが あった時点で、直前のキャプチャー済み画像を取得することにしました。 これにより、キャプチャーデータの整合性が保たれるようになりました。 ——————————————————————– (5)動き検知速度の高速化 プログラム全体で効率化できる部分での無駄な処理を減らしました。 PCの性能にもよりますが、識別できる動きフレーム数は2倍程度になります。 (参考) 開発環境(Pentium Xeion2.13GHz)での処理速度の変化です。 モニター画面表示させた状態で前のリリース(v0.03 r010)との速度比較 960×720ピクセル:2~4フレーム/秒 => 6~10フレーム 640×480ピクセル:4~8フレーム/秒 => 8~16フレーム 画像の透過合成、モザイク、モノクロ化はOFFにしています。 ——————————————————————– (6)その他 正式リリースまで設定画面に「実験1」「実験2」のタブが付いていますが、 影響はありませんので、気にしないでください。 ——————————————————————– [信頼性向上] ——————————————————————– (1)キャプチャー画像の比較を高速化 1ピクセルでも差異があればチェックを早々に切り上げるようにしました。 また、高速キャプチャー時やシステムの負荷が高い時など、取得したキャプ チャーデータが更新されていないことがあります。ある条件のもと、未更新 を検出すると自動的に再取得するようにしました。これにあわせて、データ 更新の検証を自動的に行うようにしました。 (*)従来は、比較時間を一定にするため全ピクセルをチェックしていました。 (*)再取得は500ミリ秒以内の未更新に対して行います。 (*)キャプチャーが完了した時点でコールバックして対処する方法もありま すが、現時点では対応しません。 ——————————————————————– [不具合修正] (1)合成する文字がない時の処理 合成文字がない場合でも、準備処理を行っていましたので、文字がない場合 は、処理を全く行わないようにしました。 ——————————————————————–