wcs_buttonとは
最新版はVersion0.1.8 (2018/08/16公開)です。
本ページ下部にある履歴からダウンロードできます。
wcs_buttonはWindows7/8/10(32/64ビット)で動作します。実行プログラム(exe)とソースコード(VB.NET VS2010)を無償で公開しています。
Arduino用のスケッチ(ソースコード)も公開しています(IDEのバージョンは1.8.3で動作確認)。Arduinoスケッチの名前は「button_push」です。
WebCameraSnap(以下wcsと略すことがあります)の静止画撮影を、WindowsPCとは別に設置した「プッシュボタン」あるいは「フットスイッチ」を押した時に撮影ができる仕組みを作りました。
一通りの動作確認ができましたので、本ページを公開します。
全体の構成は以下のような感じです。

プッシュボタンは複数のボタンを設置して撮影ができることを確認したかったので、今回は3個用意しました。
撮影には1個あれば構いません。
将来、wcs-pro版に複数台のUSBカメラ撮影機能を付けますので、その際にボタンに応じて撮影するUSBカメラを選択できた方がよいので、準備しました。
(現在のwcsでは複数台のUSBカメラは扱えません)

【接続とプログラムの実行】
WindowsにArduino(実験で使ったのはArduino UNO互換ボードです)をUSBで接続します。
Arduinoにジャンパーピンで外部プッシュボタンを接続します。
Arduinoにボタンのon/off変化をシリアルで送信できるプログラムを入れ実行します。
Windowsでwcs_buttonを実行します。

【プッシュボタンが押された時の動作】
Arduinoはプッシュボタンのon/off状態に変化があれば、Windowsにシリアル経由で状態変化情報を送信します。
wcs_buttonは、送信されてきた情報を受信して、共用コマンドファイル(wcs_cmds.txt)を所定の場所に作成します。

今回公開するwcs_buttonは、Windows側で動作させるソフトで、次の2つの機能を持っています。
 (1)Arduinoから送信されてきたシリアル通信情報を受信する機能
 (2)受信内容に基づいてWebCameraSnap用の「共用コマンドファイル」を生成する機能
「共用コマンドファイル」は、Windows側で別途動かしている静止画撮影ソフト(WebCameraSnap)が参照し削除するファイルです。
WebCameraSnapは共用コマンドファイルをポーリング周期毎にチェックして、ファイルの先頭に「snap」と書かれていたら、静止画を撮影してファイルとして保存します。

★「共用コマンドファイル」の使い方は、別ソフトになりますが「ポチっとなwcs」の以下のページ
http://www.onecreation.jp/software/webcamerasnap/pochitona(クリックすると別ウィンドウで開きます)
設定方法>【WebCameraSnapを動作させるパソコン】の箇所にて説明をしています。
wcs_buttonは「ポチっとなwcs」と同様のソフトです。

wcs_buttonはシリアル通信情報を受信しないと共用コマンドを生成することができないので、今回は、外部機器としてArduinoを用意してプッシュボタンを使うようにしてみました。
「共用コマンドファイル」を書き込む場所がネットワーク上の共有ドライブなどでWebCamearSnapから読み書きができる場所であれば、
wcs_buttonを動かすWindowsパソコンはWebCameraSnapを動かしているパソコンと違っていても構いません。
(WebCameraSnapを動かしているパソコンの所定のフォルダを共有設定にして、他のパソコンから読み書きするようにするのでも構いません)

wcs_buttonはWebCameraSnap用として作成しましたが、機能がシンプルであるため、みなさんの想像力によって広く応用できると思います。

【補足情報】
  • Windowsに接続するシリアルポートの接続機器はArduinoを想定していますが、115200bps/8bit/パリティなし/1ストップビットであれば他の機器を接続できます。
    wcs_buttonのソース中を変更して通信条件を変更すれば、任意の接続条件で、外部通信機器と通信ができます。
  • wcs_buttonでは、Arduinoのポート名が条件によって変化するので、シリアルポート名(COM*)のみ設定変更できるようにしています。
【WebCameraSnapのライセンスをお持ちでない方へ】
wcs_button自体のご利用は無償です。でも、以下、よろしければ、ご検討ください!
wcs_buttonを使っていただいて、気に入っていただけましたら、是非、WebCameraSnapのライセンスをご購入いただけると嬉しいです。
今はちょっと、そのうちに~、というので全然構いません^^。
1ライセンス:税別6,000円(税込6,600円)で、ライセンスは1個からご購入いただけます。
WebCameraSnapのライセンス購入方法は次をご参照ください→ライセンス購入について

Arduino側の機器構成
試行錯誤している状態もあり、回路図がまだ掲載されていない、組み立ての構成が不明であるため、本表をみただけでは、すぐには組み立てられない状況です。
2018年3月~4月頃までには整理して掲載します。資料を見てから自作されたい方は今しばらくお待ちください。
Arduinoスケッチとブレッドボードの配線を見て作れる方はご自由にプログラムをダウンロードして改造してご利用ください。

外部ボタン(3個用)の材料表(組立費、加工費、送料除く)
No メーカー 商品名・型番 数量 合計金額(円) 備考
uxcell 52mm 緑色 モーメンタリ プッシュボタン 1 760 amazon(2017/08/06時点の価格)
uxcell 50mm 赤色 モーメンタリ プッシュボタン 1 719 amazon(2017/08/06時点の価格)
uxcell 52mm 黄色ー モーメンタリ プッシュボタン 1 881 amazon(2017/08/06時点の価格)
SainSmart ArduinoUNO R3互換ボード(USBケーブル付き) 1 1162 amazon(2017/08/06時点の価格)
タカチ プラスチックボックスBCAS102007G 1 993 モノタロウ(2017/08/06時点の価格)
USBケーブル(ArduinoとPC間) 1 互換ボード付属品を利用
不明 配線材料
(ジャンパーケーブル、ワニ口クリップ)
適当本数 推定100円未満 amazon/秋月
不明 タクトスイッチ3色(基本動作試験用) 3 推定100円未満 秋月
不明 小型ブレッドボード(基本動作試験用) 1 推定100円未満 amazon
全部自分でやれば、材料代5000円で外付プッシュボタン3個の箱ができそうす。
uxcellのボタンは700-900円と少し高いですが(送料込みと思われる)、普通に使えそうで、今のところはいい感じです。
同程度の価格で国内の業者さんからもプッシュボタンは購入できそうです。
箱は普通にボタンを押して変形したりしないよう、丈夫そうなものを選定しました。手抜きできないと思います。
上記は材料代だけなので、組立てと箱の加工の作業費は別です。皆さんが誰かに作ってもらう時は、作業費のこともお忘れなく~。
あと、安価な互換ボードを使う場合は、動かない場合があるそうです。そんな時は、自分で判断して進めてください~。

Amazonを見ると今はUNO R3互換ボードが500円(USBケーブル付き)ほどで買えるみたい。
50mmプッシュボタン1個を箱に入れるなら材料代2000円強でいけそう。材料表を書いてみました。
(1個300円のプッシュボタンを見つけたので注文しました。コレが使えたら材料代は2000円を切りそう。)

外部ボタン(1個用)の材料表(組立費、加工費、送料除く)
No メーカー 商品名・型番 数量 合計金額(円) 備考
uxcell 50mm 赤色 モーメンタリ プッシュボタン 1 719 amazon(2017/08/06時点の価格)
HiLetgo ArduinoUNO R3互換ボード(USBケーブル付き) 1 435 amazon(2017/08/06時点の価格)
タカチ プラスチックボックスBCAS101007G 1 863 モノタロウ(2017/08/06時点の価格)
USBケーブル(ArduinoとPC間) 1 互換ボード付属品を利用
不明 配線材料
(ジャンパーケーブル)
適当本数 推定100円未満 amazon/秋月


緑色と黄色のプッシュボタンは直径52mmでLEDが入っていましたが、赤色は少し違っていて直径50mmでLED無しでした。
赤色ボタンはLEDがないので、ボタンは光らせない方針とします。LEDが手に入ったら、気が変わって光らせるかもしれませんが。
(2017/08/06追記、LEDを入手しましたので、将来の事例集で光らせたいと思います。別電源にした方がいいのかな。未検討です。
LEDの印加電圧は12Vと書いてあったけど、5Vで光るんだけどなぁ)

材料表にプラボックスを書いていますが、まだプラスチックボックスへのボタンの組み込みはしていません。
ボックスに取り付け穴を開ける道具を持っていないので、近く道具を持っている人のところで加工してきます。
組み込みが終わったら、完成写真を追加したいと思います。時期は未定ですが。

写真でわかるかなぁ、Arduinoのデジタルピンの接続先を一応書いておきます。緑ボタン->7番ピン,赤ボタン->6番ピン,黄ボタン->5番ピンです。
色の順番は適当に決めたので、ご自由に~。
(*)最新のプログラムでは認識するピン番号が変わっていますので、写真の接続は参考にとどめてください。

タクトスイッチでとりあえずテストした状態

Arduinoをアクリルケースに入れた状態(参考)
基板の安全性確保のためアクリルケースにいれました。

プッシュボタンが届いたのでとりあえず接続した状態
プラボックスに組み込む前です。
組み込んだら写真を追加します。


LEDの点灯テストの様子をとりあえず掲載しておきます。 LED部分には抵抗が入っていましたので、そのままArduinoから出力しています。 緑以外は暗いですね。


プラボックスに組み込んだ完成品です。 LEDはArduinoのDC端子に入力された電圧を使えるようにしています。9V1Aまたは12V2AのDCアダプタを使っています。5Vでは緑がよく光っていましたが、9V/12Vでも傾向は同じです。緑以外の明るさはいまいちです。明るさは緑>赤>黄の順番です。写真は9VのDCアダプタを使った時のものです。


【wcs_button】
Arduinoにつないだ緑色のボタンを押すと、緑ONの状態変化がArduinoからwcs_buttonにシリアル経由で送られます。 ボタンを離すと、緑OFFの状態変化が送られます。赤色ボタンだけを押した時、黄色ボタンだけを押した時、3色すべてのボタンを押した時、のwcs_buttonの画面の様子は以下の通りです。



wcs_buttonの設定画面の参考です。「受信時の動作」のタブシートにある「pin番号」はArduinoから送られてくる英数記号(-+=_.)から構成される文字列で、本環境ではArduinoのデジタル接続ピン番号を想定しています。

ソフトウェア販売価格

現時点では、個人・法人、営利・非営利を問わず無償です。
利用される方の責任においてご利用ください。


完成済みハードウェア販売価格

これまでに、プッシュボタンボックスとフットスイッチセットを作成しています。
完成済みハードウェアを購入希望の方はご相談ください。
基本的に受注してから商品を製作しますので、納期は1ヶ月程度はかかります。
まだ、写真など準備が十分ではありませんが、参考価格などを記載しておきます。

★プッシュボタンボックス
 プッシュボタンボックスの予定販売価格は、税別44,000円~58,000円(送料は弊社負担)です。
  ボタン1個タイプ:税別44,000円
  ボタン2個タイプ:税別50,000円
  ボタン3個タイプ:税別58,000円
プログラム側はプッシュボタン6個まで対応できるようにしていますが、ボタン4個以上のボックスは試作していません。
プッシュボタンは1個あたり最大直径60mm程度までを想定しています。
 Arduinoプログラムはインストール済みの状態で納品します。

★フットスイッチセット
 Arduinoマイコンボード+フットスイッチのセットで税別30,000円(送料は弊社負担)、ご入金確認後に発送いたします。
 プログラムはインストール済みの状態で出荷します。Windows側受信ソフト(wcs_button)は本サイトからダウンロードしてインストールしてください。
 ArduinoマイコンボードはWindows7/8/10の標準シリアルドライバで動きますので、WindowsPCに接続するだけで容易にインストールができます。
 (*)フットスイッチの交換品は税別10,000円(送料は弊社負担)です。

(共通事項)
(*)運搬中に商品が破損して動作しない可能性があります。
 お客様が商品を受領した日から起算して1週間以内に動作確認してください。
 動作確認の結果、動作しない場合は速やかに弊社までご連絡ください。
(*)商品に不良があった場合の保証期間は、お客様が商品を受領した日から起算して30日です。
保証期間中に不良があった場合は代替品をご用意しますが、時間がかかる場合は、お客様とご相談のうえ、代金を返金いたします。
保証期間を経過後の修理は、有償にて承りますので、ご相談ください。
(*)プッシュボタンボックス、フットスイッチセットとも、Arduinoマイコンボードに入れるソフトウェアは共通です。
今後変更する可能性はゼロではありませんが、できる限り1種類のプログラムで対応したいと考えています。
(接点以外の情報を扱えるようにした時、プログラムサイズが大きくなり、1種類のプログラムでは対応できなくなる可能性があります)


カスタマイズ

お客様のご要望に応じたシステム構築、ソフトウェアのカスタマイズを有償にて承ります。(別途お見積もりいたします)
使ってみた感想、使い勝手のご要望など、お気軽にお知らせください。
Web問合せフォーム

やるかどうか、やれるかどうかはわからないけど、やりたいこと。
以下は、主にプッシュボタンを使ったことに関するアイデアです。他の機能からアイデアをもらったり、他の機能にアイデアに活用したりできると思います。アイデアは自由に使ってください。皆さんが実現する人です。
何かしら、面白い、役立つものを作られたら、ご紹介したいと思いますので、お知らせ下さい。

Arduinoを使うとセンサーを使った応用が簡単にできそうですね。
弊社では、ハードウェア関係は力量不足のため対応は難しいですが、簡易的なデモにはなりますが、今後も可能な限りトライしてみるつもりです。
以下、プッシュボタンを利用するしないを問わずトライしてみたいことです。
  • Arduinoを有線LAN/WiFi/Bluetooth対応にして、wcs_buttonにネットワーク接続する。EthernetShield(持っている)、ESP-WROOM-02(開発ボードを持っている)、ESP-WROOM-32(Bluetoothを試したい)で試してみたいですね。
  • wcs_buttonをUSBケーブルではなくて、ネットワーク経由でArduinoと接続(直接または外部サーバ経由)
  • (開店、営業、受付、在席)「やってます」ボタンと状況をWebからスマホ/PCで見られるサービス
  • ドアの開閉センサーをArduinoにつないで、開閉があった頃合をWebCameraSnapで撮影できるようにする(簡単そうに見えるけど、それほど簡単ではなさそう)
  • [温度|湿度|気圧|照度|土壌水分量|二酸化炭素濃度|距離|加速度]がある閾値以下/以上になったら撮影する
  • プッシュボタンのLEDを有効化して、ボタンを押すたびLEDが点灯・消灯できるようにする
  • プッシュボタンを押すと音がボタン側から鳴るようにする
  • プッシュボタンは「撮影」だけでなく「決定」と「キャンセル」の機能を持たせて、ボタンを使ってwcsで撮影した場合の静止画像を撮り直しできるようにする。 「撮影」すると「決定」ボタンが点滅して、ある秒数まで待って反応がなかったら、自動的にキャンセルとか、ケースバイケースでできそうですね。
  • 物体が近づくと撮影する。明るい場合、赤外線を照射していて撮影ができる場合。
  • 物体が近づくと白色LED、赤外線LEDを点灯・消灯する、物体が近づくと先にLEDを点灯して、その後の撮影に備えるようにする。
  • 特定の音に反応して撮影する。例えば、ハンドクラップセンサーを利用して拍手されると撮影する。口笛に反応して撮影する。

その他(ソフトウェアについて)
  • 配布ファイルは市販のウィルスチェックソフトによりウィルススキャン済みです(ソフトはカスペルスキーまたはウィルスバスターです)。
  • 公開しているソフトウェを利用、改造して利用、コードを再利用、販売(無償・有償を問いません)していただいて構いません。
    ただし、それらの行為および派生する事象すべてを御自身で行ってください。弊社は一切の責任を負いません。ノーサポートです。
  • wcs_buttonのオリジナルファイルの配布は、本サイトをリンク元にしてください。ページはお好みで選んでください。
    ただし、本サイトのドメイン名が消失して、十分な期間(半年~1年か?)を経過しても復活しない場合は、各自のWebサイトにコピーを置いていただいて構いません。
    (*)弊社WebサービスのURLがソース中に記述されていますが、それらのサービスは利用できなくなっていますので、ご了承ください。
    各自のWebサイトにコピーを置かれる状況になってから、ドメイン名を復活・譲渡した場合は、公的に証明できる方法で(法人マイナンバーの掲示などなど)、状況をアナウンスいたします。
  • ソフトウェアに関して、弊社によるサポートおよび機能追加をご希望の方には、有償にて承ります。
    なお、機能追加は、特殊なものでない限りwcs_buttonの公開機能にフィードバックさせていただきますので予めご承知おきください。
    まずは、お気軽にご相談ください。
    Web問合せフォーム
  • ダイヤルアップ接続などでファイルダウンロードに時間がかかる方は、
    配布手数料として実費(税込2,200円)にてCD-ROM(1枚),DVD-ROM(1枚),USBメモリ(1個)のいずれか1つをお送りします。お申込み時にご依頼あれば領収書を同封できます。

その他(ハードウェアについて)
  • 想定した動作をするように意図して設計しましたが、利用者が設計図どおりに作成しても完全なる動作をする保証はいたしません。
  • 利用者自身が作成されたハードウェアを利用して損益を被った場合、一切の責任を負いません。
  • 安全に使えるかどうか、長期の運用に耐えうるかどうか、現時点では未検証です。
  • 皆さんに作成していただくことを想定しておりますが、完成済みプッシュボタンボックス、フットスイッチを購入したいという奇特な方がいらっしゃいましたら、ご相談ください。 ご依頼内容に応じてお見積もりいたします。

その他(弊社が組み立てたプッシュボタンボックス、フットスイッチについて)
  • 弊社から販売したプッシュボタン、フットスイッチについて、弊社での動作確認は行っておりますが、利用者の環境においても完全に動作する保証はいたしかねます。
  • 運用中に生じた損益について弊社は一切の責任を負えません。その点はご了承ください。
  • 通常想定しない使い方により製品が壊れてしまった場合は、弊社では、修理、交換、返金の責務は一切負いません。
  • 弊社から販売する完成品は、全品、動作確認をしてお送りしますが、到着後30日以内に初期不良が見つかった場合は、速やかにお知らせください。
  • 内容をお尋ねし、不良である可能性が高いと弊社が判断できた場合、弊社負担で良品をお送りするか、代金を返金させていただきます。
  • プッシュボタンボックス、フットスイッチとも防水・防塵の性能は持っていません。PCと同様の環境でお使いください。また、高電圧を印加したり、無理な衝撃、振動を加えると壊れます。
  • プッシュボタンボックスのボタンLEDを点灯させる場合、ボックスに接続する供給電圧はDC 5V~12Vです。フットスイッチは接点回路だけですので電源は必要ありません。

wcs_buttonの履歴(Windowsアプリ、ソフトウェア側)
■wcs_buttonはVisualStudio2010(VB.NET)を使ってコンパイルしています。
■Windows7/8/10にて動作しますが、リリースバージョンの動作確認はWindows7で行っています。
■Arduinoスケッチ/インストール手順書のテキストファイルは、UTF-8,CR+LF,BOMなしです。ブラウザで開くと文字化けすることがありますので、ファイル名を付けて保存してからご参照ください。
  • 2018/08/16 v0.1.8公開
    |
    実行プログラム(zip)(62 KiB) | ソースプログラム(zip)(86 KiB)
    | Arduinoスケッチ(v0.1.6)(txt)(35 KiB)
    | フットスイッチ版インストール手順書(v1.00)(txt)(12 KiB)
    | (プッシュボタン版の手順書はありませんが、wcs_buttonはフットスイッチ版の手順でインストールできます)
    [追加機能]
    ■受信pin番号の変換機能を実装しました。1つのpin番号を複数のpin番号に分岐することができます。
    ■値を取得するコマンドGを実装しました。正数を指定するとpinの状態を取得できます。負数を指定すると値に応じたArduinoボードの設定値を取得できます。
     正数を指定すると、指定ピンの状態が返ってきます。例えば正の整数「8」を指定すると以下が返って来ます。
     8,on
     (*)指定できる正数は2~32767
     負数を指定するとArduinoボード側の設定値が返ってきます。現在取得可能な情報は以下の通りです。-1のみ特殊です。
     (*)指定できる負数は-32768~-1
    -1:プログラムのバージョンを返します
    (例)v,SKETCH_VERSION:v00.01.05;CREATION_DATE:2018-06-14
    
    -2以下の負数は指定ピンの状態を返します。
    (*)バージョンを返すマイコンボードのバージョンはv00.01.05以降です
    ■Arduino UNO/ProMicro(leonardo)、ESP-WROOM-32に暫定対応していますが、wcs_button側のシリアル対応が不完全のため次の0.1.9をお待ちください。
    本バージョンでArduino UNO/ProMicro(leonardo)を利用する場合は、フォーム画面左上の「DTR/RTSを有効化」にチェックを入れてください(設定値の保存はできません)。
    「DTR/RTSを有効化」設定は、0.1.9以降では削除します。
    ■フットスイッチ以外の様々なスイッチが想定されるため、「フット」の表記を取りました。
    ■起動時に左または右のシフトキーが押されていたらモニターを開始しません。起動時に直ちにモニタを開始にするを回避します。
    (Windows7しかチェックしていないため、Windows10ではもしかすると動作しないかもしれません)
    
    [その他]
    (*)Arduinoスケッチはv0.1.6をご利用ください。(UNO/EPS32の場合はv0.1.5も利用可)
    (*)フットスイッチ版インストール手順書の変更はありません、v1.00をご利用ください。
    

  • 2018/05/29 v0.1.7公開
    |
    実行プログラム(zip)(54 KiB) | ソースプログラム(zip)(74 KiB)
    | Arduinoスケッチ(v0.1.4)(txt)(18 KiB)
    | フットスイッチ版インストール手順書(v1.00)(txt)(12 KiB)
    | (プッシュボタン版の手順書はありませんが、wcs_buttonはフットスイッチ版の手順でインストールできます)
    [追加機能]
    ■再接続機能を追加しました。
    モニタ中にWindowsとArduinoの間のUSBケーブルを抜差しした時に、自動的に再接続して通信を継続できるようにしました。
    これまでは、モニタを停止して開始し直す必要がありました。
    デフォルトは監視周期は3秒、再接続間隔は3秒、再接続回数は無制限です。
    モニタ中は、定期的にArduinoと通信して(*1)、正常に通信ができない時は自動復旧するようにしました。
    
    (*1)Arduino側のピン端子制御用コマンドを使って通信をチェックします。
    ピン端子を制御するH**コマンドを送信します。
    制御できない端子番号00を指定する「H00」を送信して、通信が出来るかどうかを確認します。
    
    [参考]
    Arduinoのリセットスイッチを押した場合はUSBポートが無くなることはなく、
    1秒未満程度のボタン入力ができない期間はありますが、大きな支障なく利用を継続できています。
    10回程度連続でリセットボタンを押してみましたが、WindowsからみてCOMポートが無くなることはありませんでした。
    
    Windows7/8はUSBケーブルを抜いてもSerialPort1.IsOpen=trueのままで状態が変化しない。
    状態を見るだけでは正常に通信ができるかどうかわからないので、Arduinoに対して影響のない制御コマンド文字列を送信して送れなかったら再接続を実行します。
    
    Windows10はUSBケーブルを抜くとSerialPort1.IsOpen=falseになる。モニタ開始で内部変数is_monitoringにtrueをセットして
    is_monitoring=trueにもかかわらず、SerialPort1.IsOpen=falseの時は再接続を実行します。
    SerialPort1.IsOpen=trueの時は前述のWindows7/8の箇所に書いたようい制御コマンド文字列を送信して通信チェックを行います。
    
    [その他]
    (*)Arduinoスケッチの変更はありません、v0.1.4をご利用ください。
    (*)フットスイッチ版インストール手順書の変更はありません、v1.00をご利用ください。
    

  • 2018/04/09 v0.1.6公開
    |
    実行プログラム(zip)(50 KiB) | ソースプログラム(zip)(69 KiB)
    | Arduinoスケッチ(v0.1.4)(txt)(18 KiB)
    | フットスイッチ版インストール手順書(v1.00)(txt)(12 KiB)
    | (プッシュボタン版の手順書はありませんが、wcs_buttonはフットスイッチ版の手順でインストールできます)
    [追加機能]
    ■検出する状態はこれまで「on」「off」およびワイルドカード「*」の3種類を指定できるようにしていました。
    今回のバージョンから、カンマを含んだ文字列を設定した場合は、例えば「9,on」のようにピン番号+","+状態文字列、を指定した場合、受信文字列と完全合致を検出できるようにしました。
    これまでステレオミニジャックにフットスイッチからの接点情報を入力した場合は、1個のピン番号がon/offしていました。
    現在、3個のプッシュボタンに対応できる4極ジャックを使ったマイコンボックスの試作を開始しており、従来のフットスイッチを接続すると2つのピン番号がon/offしてしまうため、ハードウェアの変更は行わず、ソフトウェア側で対応させることとしました。
    
    (*)Arduinoスケッチは変更ありません、v0.1.4をご利用ください。
    (*)フットスイッチ版インストール手順書は変更ありません、v1.00をご利用ください。
    

  • 2017/12/22 v0.1.5公開
    |
    実行プログラム(zip)(50 KiB) | ソースプログラム(zip)(69 KiB)
    | Arduinoスケッチ(v0.1.4)(txt)(18 KiB)
    | フットスイッチ版インストール手順書(v1.00)(txt)(12 KiB)
    | (プッシュボタン版の手順書はありませんが、wcs_buttonはフットスイッチ版の手順でインストールできます)
    [追加機能]
    ■実行プログラムのファイル名に応じた設定ファイル名で設定を保存できるようにしました。
    複数のwcs_buttonを起動して、それぞれ異なるArduinoマイコンボードからの入力を取り込めます。
    (*)通常、フォームのタイトルバーには「wcs_button」とだけ表示されますが、
    設定ファイル名が変更されている場合は「wcs_button (wcs_button2)」のように()の中に設定ファイル名を表示します。
    日本語ファイル名も大丈夫なようですが、無保証です。
    <以下、複数のスイッチを使ってWebCameraSnapで複数のカメラを使った撮影を行う方法です>
    WebCameraSnapにおいて、スイッチごとに対応するWebカメラを用意して撮影する場合は、それぞれ異なる共用コマンドファイルの保存ディレクトリを用意してください。
    WebカメラごとにWebCameraSnap側でプロファイルを用意して、共用コマンドファイルの保存先ディレクトリを設定します。
    そして、wcs_buttonにおいて、設定して保存先ディレクトリを以下の設定画面で設定してください。
    wcs_buttonの設定>受信時の動作>ファイルを作成する>保存フォルダ名
    
    (*)Arduinoスケッチは変更ありません、v0.1.4をご利用ください。
    (*)フットスイッチ版インストール手順書は変更ありません、v1.00をご利用ください。
    

  • 2017/11/18 v0.1.4公開
    |
    実行プログラム(zip)(50 KiB) | ソースプログラム(zip)(68 KiB)
    | Arduinoスケッチ(v0.1.4)(txt)(18 KiB)
    | フットスイッチ版インストール手順書(v1.00)(txt)(12 KiB)
    | (プッシュボタン版の手順書はありませんが、wcs_buttonはフットスイッチ版の手順でインストールできます)
    [追加機能]
    ■Arduino制御においてLED出力を正論理・負論理を設定できるようにした。
    ■Arduino制御においてフットスイッチに対応。
     フットスイッチは、LED出力のためピン出力を行う必要がないので、入力ピンの情報だけをPCに連携できるようにした。
     Arduino側(button_push v00.01.04において)のis_foot_switchはデフォルトでtrueです。
    ■画面上のボタンを入力ピン6個(13,12,11,10,9,8)、出力ピン6個(7,6,5,4,3,2)に対応させた。
    ■Arduinoとの通信速度を115200bpsに変更。
    (*)Arduinoスケッチはv0.1.4をご利用ください。
    

  • 2017/08/10 v0.1.3公開 | 実行プログラム(zip)(32 KiB) | ソースプログラム(zip)(49 KiB) | Arduinoスケッチ(v0.1.2)(txt)(7 KiB) |
    [追加機能]
    ■フォーム画面上にボタンを3個配置し、MouseEnter/MouseUpイベントでシリアル通信にてArduinoにボタンの変化状態を送信できるようにした。
      ヘッダが'H'1バイトで、それに続いてピン番号int2バイトを送信。ON/OFF状態は数値の正負で表現し、ONは正数、OFFは負数とした。
    (*)Arduinoスケッチはv0.1.2をご利用ください。
    

  • 2017/08/08 v0.1.2公開 | 実行プログラム(zip)(34 KiB) | ソースプログラム(zip)(51 KiB) |
    [追加機能]
    ■受信時にアクティブ表示した後、所定の秒数(1-600秒)が経過したら、最小化する機能を追加しました。
    もともとフォームが表示されていた場合は最小化しません。
    (*)Windowsアプリのみの更新です。
    (*)Arduinoスケッチはv0.1.1をご利用ください(今回変更はありません)。
    

  • 2017/07/30 v0.1.1公開 | 実行プログラム(zip)(31 KiB) | ソースプログラム(zip)(48 KiB) | Arduinoスケッチ(v0.1.1)(txt)(3 KiB) |
    [最初のバージョン]
    

button_pushの履歴(Arduinoスケッチ、ハードウェア側)
■Arduinoスケッチのテキストファイルは、UTF-8,CR+LF,BOMなしです。ブラウザで開くと文字化けすることがありますので、ファイル名を付けて保存してからご参照ください。
■ArduinoはUNO R3互換ボード、IDEのバージョンは1.8.3を利用しました。皆さんの利用環境に応じてデジタルピン番号は変更してください。
  • 2018/08/20 v0.1.6公開 | Arduinoスケッチ(v0.1.6)(txt)(35 KiB) |
    [追加機能]
    なし
    [修正]
    ■ArduinoProMicro用の調整(1ボタン用に配列を変更,6ボタン用のままだったため1プッシュが6プッシュになっていたのを修正)
    対象ボードがUNO/ESP32の場合はこの不具合の影響はありません。
    [その他]
    なし
    

  • 2018/08/08 v0.1.5公開 | Arduinoスケッチ(v0.1.5)(txt)(34 KiB) |
    [追加機能]
    ■ESPDUINO-32(ESP-WROOM-32)に対応、Bluetooth SPPに対応、ESP32の入出力pinは、入力ピンは12,13,5,23,19,18/出力ピンは26,25,17,16,27,14としました。互換性を維持するため、Windows側wcs_buttonからの制御pinはそのままで該当位置のpinになるよう変換を行うようにしました。
    MAYBE_STABLEの値はESP32は変更した方がよいかもしれないが、本バージョンリリース時点では変更していない。
    ■ArduinoProMicro(Leonardo)に対応、実験的コードでキーボード入力を実装、wcs_button用には不要な機能なので、実験です。Leonardoをwcs_button用のプッシュボタン入力ボードとして利用する場合はUSB接続時にプッシュボタンを押したまま起動してください。
    ProMicro(leonardo)の場合は、Windows側アプリにおいて、DTR/RTSを必ず有効にする必要があります。wcs_button v00.01.08以降を使ってください。
    ■Sコマンドにパラメータ9,10を追加しました。
    ■マイコンの設定値/ピンの値を取得できるコマンド"G"を追加しました。
    これによりwcs_button側からマイコンボードのバージョンをチェックできるようになりました(ピン番号"-1"を連携すれば取得できます)。
    
    [その他]
    ■ArduinoUNO R3互換ボード以外のボードに対応できるようにソースコードを作成していますが、コンパイルにあたって、ボードにより個別にライブラリなどを追加する必要があります。
    ESP32/Leonardoなど自分が参考にした開発環境の情報などリンクを掲載したいと思っていますが、現時点では、ESP32関係の変更がいろいろあり、様子を見ています。
    

  • 2017/11/18 v0.1.4公開 | Arduinoスケッチ(v0.1.4)(txt)(18 KiB) |
    [追加機能]
    ■フットスイッチに対応
    フットスイッチは、LED出力を行う必要がないので、入力ピンの情報だけをPCにできる変数is_foot_switchを追加しデフォルトでtrueとしました。
    (プッシュボタン)入力ピン、(LED)出力ピンをそれぞれ6個に拡張、入力ピンは8,9,10,11,12,13/出力ピンは2,3,4,5,6,7に変更した。
    ■PCとの通信速度を115200bpsに変更。
    

  • 2017/08/12 v0.1.3公開忘れソースなし
    [追加機能]
    ■LEDの出力レベルを負論理にできるようにした(デフォルトは正論理)。
    led_output_negativeをシリアルから受信コマンドS+0x0001[正論理]/S+0x0002[負論理]で制御できるようにした。
    

  • 2017/08/10 v0.1.2公開 | Arduinoスケッチ(v0.1.2)(txt)(7 KiB) |
    [追加機能]
    ■Arduino側はシリアルから受信したLEDピン番号の状態を元にLED状態を変化させられる機能を追加した。
      なお、Arduinoの物理ボタンをプッシュしたらArduino側のLED状態は初期化されます。
      つまり、物理スイッチを押さなければ、LED状態はシリアルから制御した状態を維持します。
    

  • 2017/07/30 v0.1.1公開 | Arduinoスケッチ(v0.1.1)(txt)(3 KiB) |
    [最初のバージョン]
    

未定
  • 設定ファイルをWebサービスにアップロードできるサービス
  • スイッチをインターネット経由でモニタ、制御できるWebサービス(wcs_button.exeを使う場合)
  • スイッチをインターネット経由でモニタ、制御できるWebサービス(スイッチ単体をネット接続して実現する場合)

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