wcs_buttonとは | |
一通りの動作確認ができましたので、本ページを公開します。 全体の構成は以下のような感じです。 プッシュボタンは複数のボタンを設置して撮影ができることを確認したかったので、今回は3個用意しました。 撮影には1個あれば構いません。 将来、wcs-pro版に複数台のUSBカメラ撮影機能を付けますので、その際にボタンに応じて撮影するUSBカメラを選択できた方がよいので、準備しました。 (現在のwcsでは複数台のUSBカメラは扱えません) 【接続とプログラムの実行】 WindowsにArduino(実験で使ったのはArduino UNO互換ボードです)をUSBで接続します。 Arduinoにジャンパーピンで外部プッシュボタンを接続します。 Arduinoにボタンのon/off変化をシリアルで送信できるプログラムを入れ実行します。 Windowsでwcs_buttonを実行します。 【プッシュボタンが押された時の動作】 Arduinoはプッシュボタンのon/off状態に変化があれば、Windowsにシリアル経由で状態変化情報を送信します。 wcs_buttonは、送信されてきた情報を受信して、共用コマンドファイル(wcs_cmds.txt)を所定の場所に作成します。 今回公開するwcs_buttonは、Windows側で動作させるソフトで、次の2つの機能を持っています。 (1)Arduinoから送信されてきたシリアル通信情報を受信する機能 (2)受信内容に基づいてWebCameraSnap用の「共用コマンドファイル」を生成する機能 「共用コマンドファイル」は、Windows側で別途動かしている静止画撮影ソフト(WebCameraSnap)が参照し削除するファイルです。 WebCameraSnapは共用コマンドファイルをポーリング周期毎にチェックして、ファイルの先頭に「snap」と書かれていたら、静止画を撮影してファイルとして保存します。 ★「共用コマンドファイル」の使い方は、別ソフトになりますが「ポチっとなwcs」の以下のページ http://www.onecreation.jp/software/webcamerasnap/pochitona(クリックすると別ウィンドウで開きます) 設定方法>【WebCameraSnapを動作させるパソコン】の箇所にて説明をしています。 wcs_buttonは「ポチっとなwcs」と同様のソフトです。 wcs_buttonはシリアル通信情報を受信しないと共用コマンドを生成することができないので、今回は、外部機器としてArduinoを用意してプッシュボタンを使うようにしてみました。 「共用コマンドファイル」を書き込む場所がネットワーク上の共有ドライブなどでWebCamearSnapから読み書きができる場所であれば、 wcs_buttonを動かすWindowsパソコンはWebCameraSnapを動かしているパソコンと違っていても構いません。 (WebCameraSnapを動かしているパソコンの所定のフォルダを共有設定にして、他のパソコンから読み書きするようにするのでも構いません) wcs_buttonはWebCameraSnap用として作成しましたが、機能がシンプルであるため、みなさんの想像力によって広く応用できると思います。 【補足情報】
wcs_button自体のご利用は無償です。でも、以下、よろしければ、ご検討ください! wcs_buttonを使っていただいて、気に入っていただけましたら、是非、WebCameraSnapのライセンスをご購入いただけると嬉しいです。 今はちょっと、そのうちに~、というので全然構いません^^。 1ライセンス:税別6,000円(税込6,600円)で、ライセンスは1個からご購入いただけます。 WebCameraSnapのライセンス購入方法は次をご参照ください→ライセンス購入について |
Arduino側の機器構成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
試行錯誤している状態もあり、回路図がまだ掲載されていない、組み立ての構成が不明であるため、本表をみただけでは、すぐには組み立てられない状況です。 2018年3月~4月頃までには整理して掲載します。資料を見てから自作されたい方は今しばらくお待ちください。 Arduinoスケッチとブレッドボードの配線を見て作れる方はご自由にプログラムをダウンロードして改造してご利用ください。
uxcellのボタンは700-900円と少し高いですが(送料込みと思われる)、普通に使えそうで、今のところはいい感じです。 同程度の価格で国内の業者さんからもプッシュボタンは購入できそうです。 箱は普通にボタンを押して変形したりしないよう、丈夫そうなものを選定しました。手抜きできないと思います。 上記は材料代だけなので、組立てと箱の加工の作業費は別です。皆さんが誰かに作ってもらう時は、作業費のこともお忘れなく~。 あと、安価な互換ボードを使う場合は、動かない場合があるそうです。そんな時は、自分で判断して進めてください~。 Amazonを見ると今はUNO R3互換ボードが500円(USBケーブル付き)ほどで買えるみたい。 50mmプッシュボタン1個を箱に入れるなら材料代2000円強でいけそう。材料表を書いてみました。 (1個300円のプッシュボタンを見つけたので注文しました。コレが使えたら材料代は2000円を切りそう。)
緑色と黄色のプッシュボタンは直径52mmでLEDが入っていましたが、赤色は少し違っていて直径50mmでLED無しでした。 赤色ボタンはLEDがないので、ボタンは光らせない方針とします。LEDが手に入ったら、気が変わって光らせるかもしれませんが。 (2017/08/06追記、LEDを入手しましたので、将来の事例集で光らせたいと思います。別電源にした方がいいのかな。未検討です。 LEDの印加電圧は12Vと書いてあったけど、5Vで光るんだけどなぁ) 材料表にプラボックスを書いていますが、まだプラスチックボックスへのボタンの組み込みはしていません。 ボックスに取り付け穴を開ける道具を持っていないので、近く道具を持っている人のところで加工してきます。 組み込みが終わったら、完成写真を追加したいと思います。時期は未定ですが。 写真でわかるかなぁ、Arduinoのデジタルピンの接続先を一応書いておきます。緑ボタン->7番ピン,赤ボタン->6番ピン,黄ボタン->5番ピンです。 色の順番は適当に決めたので、ご自由に~。 (*)最新のプログラムでは認識するピン番号が変わっていますので、写真の接続は参考にとどめてください。 LEDの点灯テストの様子をとりあえず掲載しておきます。 LED部分には抵抗が入っていましたので、そのままArduinoから出力しています。 緑以外は暗いですね。 プラボックスに組み込んだ完成品です。 LEDはArduinoのDC端子に入力された電圧を使えるようにしています。9V1Aまたは12V2AのDCアダプタを使っています。5Vでは緑がよく光っていましたが、9V/12Vでも傾向は同じです。緑以外の明るさはいまいちです。明るさは緑>赤>黄の順番です。写真は9VのDCアダプタを使った時のものです。 【wcs_button】 Arduinoにつないだ緑色のボタンを押すと、緑ONの状態変化がArduinoからwcs_buttonにシリアル経由で送られます。 ボタンを離すと、緑OFFの状態変化が送られます。赤色ボタンだけを押した時、黄色ボタンだけを押した時、3色すべてのボタンを押した時、のwcs_buttonの画面の様子は以下の通りです。 wcs_buttonの設定画面の参考です。「受信時の動作」のタブシートにある「pin番号」はArduinoから送られてくる英数記号(-+=_.)から構成される文字列で、本環境ではArduinoのデジタル接続ピン番号を想定しています。 |
ソフトウェア販売価格 |
現時点では、個人・法人、営利・非営利を問わず無償です。 利用される方の責任においてご利用ください。 |
完成済みハードウェア販売価格 |
これまでに、プッシュボタンボックスとフットスイッチセットを作成しています。 完成済みハードウェアを購入希望の方はご相談ください。 基本的に受注してから商品を製作しますので、納期は1ヶ月程度はかかります。 まだ、写真など準備が十分ではありませんが、参考価格などを記載しておきます。 ★プッシュボタンボックス プッシュボタンボックスの予定販売価格は、税別44,000円~58,000円(送料は弊社負担)です。 ボタン1個タイプ:税別44,000円 ボタン2個タイプ:税別50,000円 ボタン3個タイプ:税別58,000円 プログラム側はプッシュボタン6個まで対応できるようにしていますが、ボタン4個以上のボックスは試作していません。 プッシュボタンは1個あたり最大直径60mm程度までを想定しています。 Arduinoプログラムはインストール済みの状態で納品します。 ★フットスイッチセット Arduinoマイコンボード+フットスイッチのセットで税別30,000円(送料は弊社負担)、ご入金確認後に発送いたします。 プログラムはインストール済みの状態で出荷します。Windows側受信ソフト(wcs_button)は本サイトからダウンロードしてインストールしてください。 ArduinoマイコンボードはWindows7/8/10の標準シリアルドライバで動きますので、WindowsPCに接続するだけで容易にインストールができます。 (*)フットスイッチの交換品は税別10,000円(送料は弊社負担)です。 (共通事項) (*)運搬中に商品が破損して動作しない可能性があります。 お客様が商品を受領した日から起算して1週間以内に動作確認してください。 動作確認の結果、動作しない場合は速やかに弊社までご連絡ください。 (*)商品に不良があった場合の保証期間は、お客様が商品を受領した日から起算して30日です。 保証期間中に不良があった場合は代替品をご用意しますが、時間がかかる場合は、お客様とご相談のうえ、代金を返金いたします。 保証期間を経過後の修理は、有償にて承りますので、ご相談ください。 (*)プッシュボタンボックス、フットスイッチセットとも、Arduinoマイコンボードに入れるソフトウェアは共通です。 今後変更する可能性はゼロではありませんが、できる限り1種類のプログラムで対応したいと考えています。 (接点以外の情報を扱えるようにした時、プログラムサイズが大きくなり、1種類のプログラムでは対応できなくなる可能性があります) |
カスタマイズ |
お客様のご要望に応じたシステム構築、ソフトウェアのカスタマイズを有償にて承ります。(別途お見積もりいたします) 使ってみた感想、使い勝手のご要望など、お気軽にお知らせください。 Web問合せフォーム やるかどうか、やれるかどうかはわからないけど、やりたいこと。 以下は、主にプッシュボタンを使ったことに関するアイデアです。他の機能からアイデアをもらったり、他の機能にアイデアに活用したりできると思います。アイデアは自由に使ってください。皆さんが実現する人です。 何かしら、面白い、役立つものを作られたら、ご紹介したいと思いますので、お知らせ下さい。 Arduinoを使うとセンサーを使った応用が簡単にできそうですね。 弊社では、ハードウェア関係は力量不足のため対応は難しいですが、簡易的なデモにはなりますが、今後も可能な限りトライしてみるつもりです。 以下、プッシュボタンを利用するしないを問わずトライしてみたいことです。
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その他(ソフトウェアについて) |
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未定 |
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